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2014年6月8日日曜日

社会保障制度改革 有識者会議設置を閣議決定

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社会保障制度改革で有識者会議設置を決定と報じられていますね。報道を読んでみますが、社会保障制度による国からの支出を減らし、同時に、女性を働かせ、高齢者を働かせ労働力を増やすという方策をどのように具体的にするかという議論が行われることになるわけです。
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『 政府は、中長期的な社会保障制度について議論するため有識者会議を設置することを、6日の閣議で決定した。

 社会保障制度をめぐっては、増え続ける医療費をどう削減するか年金制度の見直しなど、少子高齢化が進む中で抜本的な見直しが求められている。会議では、こうした医療や介護、年金・少子化対策を中心に、雇用や女性の働き方なども含め、社会保障制度の全般について中長期的な課題を議論することにしている。』
  • 医療費の削減(国民健康保険)
  • 年金制度の見直し
  • 労働力確保(経済成長シナリオ)
について議論するのですね。

少子高齢化が進んでいるので、当然、それを想定せずに突き進んできた社会保障制度は、このままでは破綻するわけで。

破綻しないためには
  • 国からの支出を減らしていき
  • 労働力を増やして国民からお金を集める
という2つの対策しかないのですね。

改革と言っても「国からの支出を減らさないと制度が破綻するので、支出減らすね」ということをどのようにやっていくかということですね。
『 議長には慶応義塾の塾長・清家篤氏が就任する見通しで、増え続ける医療や介護の費用をどう抑えていくのか、医師不足の問題をどう解消していくのかなど、具体的な議論が進むことになる。(06/06 11:52)』
これから続々と、具体的な「支出を減らす方法」が出てくると思います。

ただし、どれも、女性や高齢者の労働力を増やすことが前提となっているわけで。そこがうまく行かなければ制度改革すらがうまくいかないということに注意が必要ではないかと思います。

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